おはようございます、志帆子です。
いつも訪問いただきありがとうございます。
南雲先生の食生活からできることを
取り入れ始めて、約2ヶ月が経ちました。
当ブログにてご紹介した南雲先生は、
40代から食生活と生活習慣を改善し、
55歳の時に、
脳年齢38歳、骨年齢28歳、血管年齢26歳
になりました。
南雲先生の食事内容
朝:フルーツとごぼう茶のみ
昼:なし
夜:一汁一菜(腹6分目・・・)
肉は一切食べません。
一日中、飲み物の基本はごぼう茶です。
- 一汁一菜で腹六分目
- 食材は丸ごと食べる
- 米は玄米、パンは茶色いものを食べる
- 魚は骨、内臓も丸ごと食べる
- 野菜は葉、皮、根を丸ごと食べる
- 果物は皮ごと食べる
- 肉を食べず、肉の代わりに大豆製品を食べる
- 青魚で血液サラサラ、サビない体にする
- 甘いものがほしいときは、果物を食べる
驚異的な若返りをみせた理由は、
食べているもの、食べ方にも
ポイントがあるんだろうなと思い、
今回は 「朝食の果物」について掘り下げてみました。
『ナチュラルダイエット』という2004年発行の著書に
朝食に果物を食べることが、いかに理にかなっているかが
わかる説明がありましたので、
適正体重になり健康的になるための成功のコツとして
ご紹介したいと思います。
著者のハーヴィー・ダイアモンド先生の『FIT FOR LIFE』
という本は、大ベストセラーになっていますので、
南雲先生もこちらの本を読まれて実践されたのかなとも
思えます。
著者:ハーヴィー・ダイアモンド
生命力のある水を摂取する
美容や健康に気を使う人たちでも、フレッシュな水分が不足しています。それを補ってくれるのがフルーツや野菜。ミネラルウォーターをいくら飲んだって、フルーツや野菜に含まれている水分にはかないません。
雨が降って大地の養分を木々が吸い上げ、それがフルーツや野菜の中に蓄えられる。この水分は、いわゆる電解水の成分と非常によく似ているんです。カラダに必要なミネラルバランスがすでに備わっているから。
こうした“生きた水分”が体内に入ると、細胞や脂肪に生きたまま届いて、毒素を流してくれるんです。スムージーやコールドプレスジュースを飲んだ後に、カラダが楽に感じることはありませんか?
果物を正しく食べる
朝食には果物だけを食べる
果物の組み合わせ
果物を食べるときは、表の◯の組み合わせで
食べることがよいそうです。
すっぱい果物は甘い果物の消化酵素の働きを
鈍らせてしまうためとのことです。
引用:ハーヴィー・ダイアモンド著 ナチュラルダイエット
体の自然なリズムに合った食生活を実践する
旬の果物の栄養成分
朝食に果物のみを食べることを実践し始めており、
旬の果物のりんごと柿を食べていますので、
気になる栄養成分を調べてみました。
りんごの主な栄養素とその働き
●有機酸
クエン酸、リンゴ酸といった有機酸を多く含み、胃腸の働きを良くし、殺菌作用などの効果があります。また、乳酸を減して、疲れを取り除き、肩こり、腰痛の防止にも効果があります。
●カリウム
カリウムなどが体内の塩分を排出する働きがあり、高血圧に効果があると言われています。
●ペクチンの働き
リンゴの皮にはベクチンが多く含まれており、整腸作用を促しコレストロールを排出する作用や便秘を防ぎ大腸ガンを予防する効果があります。
●皮にはポリフェノールがいっぱい。
ポリフェノールにはコレステロールを取り除いたり、活性酸素を抑える働きがあります。また、がん予防にも効果があると言われています。最近の発見では、このリンゴポリフェノールには、膚の光老化を防止する働きがある事も解ったそうです。
第 10 回日本抗加齢医学会総会 「リンゴポリフェノールに皮膚老化抑制効果を発見」
紫外線の蓄積によるしわ、表皮肥厚に優れた有効性 光老化を引き起こす活性酸素である一重項酸素※2の消去に、ポリフェノールの一種のプロシアニジン類が有効であることを見出し、らに同成分を高含有する「リンゴポリフェノール」に、光老化現象の抑制効果があることを発見
●皮をむいた生のリンゴ 100gあたりの成分
それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。
エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維 57
kcal84.1
g0.1
g0.2
g15.5
g0.2
g0.01
g0.03
g0 1.4
g
ビタミン カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C 15
μg0.1
mg0.02
mgTr
mg0.1
mg0.04
mg2
μg0.03
mg4
mg
無機質 ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄 Tr 120mg 3mg 3mg 12mg 0.1mg 七訂日本食品標準成分表より
●皮つきの生のリンゴ 100gあたりの成分
それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。
エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維 61
kcal83.1
g0.2
g0.3
g16.2
g0.2
g0.02
g0.05
g0 1.9
g
ビタミン カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C 27
μg0.4
mg0.02
mg0.01
mg0.1
mg0.04
mg3
μg0.05
mg6
mg
無機質 ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄 Tr 120mg 4mg 5mg 12mg 0.1mg 七訂日本食品標準成分表より
柿の主な栄養素とその働き
●カリウムは筋肉にとっても欠かせないミネラル
カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧の予防に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。逆に不足すると、筋肉が弱り、障害を起こすそうです。
●柿はビタミンAとCが豊富
どの品種にもペクチン、βカロテンをはじめβ-クリプトキサンチン、ゼアキサンチン、リコピンなどのカロテノイド、ビタミンCを多く含みます。ちなみに、ビタミンCは柿1個で一日の必要量をほぼまかなえるくらい含んでいるそうです。疲労回復、かぜの予防、ガン予防、老化防止に効果があります。
●柿は二日酔いに効果があると言われています
ビタミンCとタンニンには血液中のアルコール分を外へ排出する働きや副腎機能低下を防止する働きがあるそうです。また、酵素(カタラーゼ、ペルオキシダーゼ)がアルコールの酸化、分解を促ため、血中アルコール濃度の上昇を防ぎます。まさに二日酔いにはもってこいの効果があるようです。
●柿の葉
柿は実だけでなく、葉も利用されます。ビタミンCではなんとみかんの30倍も含まれているそうです。柿の葉寿司や柿の葉茶が有名です
●生の甘がき 可食部100gあたりの成分
下の表に五訂日本食品標準成分表に記載されている甘柿に含まれるカロリーや成分の量を載せています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。
エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和
脂肪酸不飽和
脂肪酸コレステロール 食物繊維 60
kcal83.1
g0.4
g0.2
g15.9
g0.4
g0.02
g0.07
g0 1.6
g
ビタミン カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C 420
μg0.1
mg0.03
mg0.02
mg0.3
mg0.06
mg18
μg0.28
mg70
mg
無機質 ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄 1mg 170mg 9mg 6mg 14mg 0.2mg 五訂日本食品標準成分表より
●生の渋がき 可食部100gあたりの成分
下の表に五訂日本食品標準成分表に記載されている渋柿に含まれる成分の量を載せています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。
エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和
脂肪酸不飽和
脂肪酸コレステロール 食物繊維 63
kcal82.2
g0.5
g0.1
g16.9
g0.3
g0.01
g0.03
g0 2.8
g
ビタミン カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C 300
μg0.2
mg0.02
mg0.02
mg0.3
mg0.05
mg20
μg0.27
mg55
mg
無機質 ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄 1mg 200mg 7mg 6mg 16mg 0.1mg 五訂日本食品標準成分表より