しほこの暮らし

40代 不妊治療と日々の生活のあれこれを綴っています。

見た目が20歳若返る!血管健康

おはようございます、志帆子です。

いつも訪問いただきありがとうございます。

 

南雲吉則著『空腹が人を健康にする』

(一日一食で20歳若返る)という本の健康法を

実践中ですが、本日は、本書の内容と関連のある

2014年発行の著書

「見た目が20歳若返る!血管健康」という本を

ご紹介したいと思います。

20歳って人を惹きつけるポイントだからでしょうか、

20歳という若返り年齢は南雲先生の著書と同じです。

こちらの著者は、愛媛大学医学部附属抗加齢予防

医療センター長の伊賀瀬道也という方です。

伊賀瀬先生は、2006年にセンターを設立した頃に、

抗加齢(アンチエイジング)ドックを通して

「血管年齢と見た目年齢には相関関係があるのではないか」

と推測し、抗加齢(アンチエイジング)ドックを

受診された方たちを対象に調査を行い、

その仮説を実証しました。

 

南雲先生の健康法の内容を一部裏付けるような

実証結果となっています。

  

 「見た目」年齢と「血管」年齢の調査結果

273名のデータを集め、20名の看護師さんに

その273名全員の顔写真を見てもらい、

「何歳だと思う」と推定していったとのこと。

一方で、その273名の受診者の方たちの「血管年齢」

を比較していき、「年をとって見える人」と「若く見える人」を

それぞれ近似直線にしたところ、「見た目」年齢と「血管」年齢が

互いに関連していることがわかってきました。

これまでは、しみ、シワなどの、見た目を老けさせる原因は

紫外線の影響が100%といわれていた時代がありました。

皮膚の老化の原因は紫外線の影響が100%。

「だから、君のいうような、血管年齢と皮膚の老化(見た目年齢)

は相関しない」と皮膚科の先生もそのように断定していた

そうです。

  

 45歳なのに見た目「60歳」、血管「60歳」

273名の中のお一人の方Oさんは、年齢45歳にも関わらず、

かなり老けて見えたとのこと。

20人の看護師による「見た目」年齢は、平均がなんと60歳。

血管年齢も60歳との評価が出ていました。

これは非常に血管が硬くなっていて年齢と比べると弾力性が

なくなっている状態を指すとのことです。

その後、この方の治療に取り掛かることになるのですが、

治療の結果、血管年齢が若くなり、同時に見た目年齢も

驚くほど若くなったとのことです。

 

「EPA」による治療

お薬を使って、動脈硬化になりかけている血管の中のゴミを

掃除するには、スタチンという薬を使用します。

これは、肝臓で悪玉コレステロールの合成を抑える薬で

世界中で心筋梗塞や脳梗塞の予防効果が証明されているが、

一方でこれでも全ての患者が救われるところまでは

至っていません。

30〜40%の患者は病気で苦しむ事になります。

これを残余リスクという言い方をするそうです。

これを解決するための奥の手が「EPA」

最近よく知られている「EPA」はエイコサペンタエン酸の

略称で、いわし・さば・あじなどの青魚に多く含まれる

n-3系脂肪酸のひとつです。

当ブログの「サバ缶の効果」の回でご説明したEPA、

いわしに最も多く含まれるとのことです。

「EPA」単独の効果を見た検討でも、血管の石灰化が少ない

ような症例では血管の弾力性で見た血管年齢が最大10歳

若返っているとのことです。

日本の製薬会社から発売されていて、厚生労働省も

許可しています。

先生は10年以上前から、イワシの油の薬を動脈硬化に

効果があると思い、患者の方に使用しているそうです。

実際に効くことがわかり始めたのは、2008年ごろ。

イワシの油で作ったEPAはとても人気で、

使用用途を限って処方が可能となっています。

それ以外で希望する人は薬局で1ヶ月約1万円で買う事に

なりますが、病院なら3割負担で約3000円とのことです。

Oさんは、マイワシ3匹分にあたる純度99%の薬を

毎日飲む事で、かなりの効果がありました。

2年目に抗加齢ドッグを再受診したところ、

血管年齢40歳で、60歳から20歳も

若返っていたそうです。

また、見た目年齢60歳が28歳になったとのこと!

本当に驚くべき結果ですね。

 

「EPA」にはお肌老化の予防効果も

EPAは人気があるはずです。

5年間でEPAによる2万人の調査によって、

脳梗塞、心筋梗塞予防効果があることが

証明されただけでなく、

お肌の老化の予防

血管老化の予防

紫外線による皮膚の障害を抑える

という報告が出てきています。

基礎実験では、紫外線照射実験をした際に、

皮膚のコラーゲン成分の老化がEPAで

抑えられることが証明されたのです。

そこで1日の食事に必ず1回は青魚をとる習慣

をつけるとよいとのことです。

私は、最近サバ缶をよく食べるようになっていますが、

本書を読み、毎日食べていこうと思いました。

 

AGEはシミ、シワの原因

AGEとは、終末糖化産物のことです。

ブドウ糖がタンパク質と結合する反応過程では

さまざまな物質ができますが、その総称ともなります。

その場合は、Sを加えて、AGEsと表記します。

このAGEという物質が蓄積されることによって、

皮膚の老化を進めてしまうとのことです。

AGEとお肌の見た目年齢は相関するとのこと。

糖が過剰摂取されると、グリコーゲンとして

筋肉や肝臓に貯蔵できなかった血中の過剰なブドウ糖が、

中性脂肪に形を変えて、内臓脂肪としてお腹に蓄えられ

太る原因になっています。

一方、血管を形成するコラーゲン。

コラーゲンは私たちの体のたんぱく質の70%を占めます。

コラーゲンを結びつけてコラーゲンと共に

柔軟性を与えるのがエラスチン。

その構造中に入り込んで血管などの組織から

弾力を失わせるのがAGEとのことです。

もともと血管を形成するコラーゲンは、血管が硬くなったり

切れたりしないようにクッションの役割を果たします。

AGEによって、コラーゲンの弾力が失われると、

血管はボロボロになっていきます。

コラーゲンって肌の弾力を維持しているということしか知らず、

血管を形成していることを初めて知りました・・・。

この病院では、AGEが動脈硬化の原因になっている

と考えているとのことです。

また、皮膚のシミやコラーゲン同士をくっつける

AGE架橋形成作用によって、肌に弾力がなくなり

シワやたるみも作ってしまいます。

AGEがシワ、たるみの原因物質であることがわかってから、

化粧品会社も本格的にAGEの研究に乗り出しているとのこと。

将来的には、シミを少なくするには、

内臓脂肪の治療や生活習慣病の治療も必要

というのが一般的な治療法になっていくそうです。

AGEを抑制する方法は、事項以降に説明しています。

  

抗加齢ドック受診者の体験報告

体験報告が6つ掲載されていましたが、その中から2つ
ご紹介します。
 
シミ対策に5つの指導を守ったら、7歳若返った

以下、病院からの5つの肌のお手入れに関する指導です。

外出時には必ず日焼け止めクリームを塗ること

夜寝る前には洗顔用石鹸のみを使用して

 その他何もつけないこと。

0時前には就寝する。

ビタミンCをつとめて摂るようにする。

青魚をつとめて食べるようにする。

指導を実行した患者さんは、1年後、シワは横ばいだった

そうですが、シミは7歳若返ったそうです。

※顔面のシワ、きめ、シミ、皮脂、水分量、くすみ、毛穴の

7項目を測定し潜在的なシミの存在も捕らえる特殊カメラを使用。

さらに角質水分保水能、バリア機能も測定。

こちらで、肌年齢を測定しているとのことです。

 
老化のシンボル ほうれい線 野菜摂取で短くなった

AGEは、肌のハリのもとのコラーゲン同士を

異常に結合させ弾力性を低下させます。

ほうれい線ができる原因は頰のたるみ。

頰自体が下がるだけでなく、頰を支える筋肉が

柔軟性やハリを失い、頰を支える役割を果たし

きれなくなることが大きな原因です。

そのハリにAGEが関与すると考えられています。

この処方の一つが、野菜の摂取になります。

AGEは、お肌や骨に蓄積したら、体の外に排出しにくいそうです。

そのために、野菜や昆布、きのこといった食物繊維が多い植物を

とって、腸からの吸収を妨げるのが効果的とのこと。

患者さんは、野菜を食べる量を増やし、AGEが多く含まれている

お菓子類やソーセージなどを食べる量を減らしていきました。

すると、1年でほうれい線が以前より短くなったとのことです。

  

血管年齢を若返らせる食事法

 
腹八分目 適正な食事量とは
血管を若返らせるための食事指導をするときに
「なぜ腹八分目は体に良いとされるのか」
を説明するようにしているとのことです。
これには、ちゃんとした科学的なエビデンスがあり
自由摂食動物に比べて、カロリー制限(30〜40%)
動物の寿命が延長し、がんなどの加齢関連疾患の発症や
生体機能の低下が遅くなる。
というものです。
このことから、適正な食事量は、糖尿病に対する食事療法を
参考に、身長(m)×身長(m)×22で求めた理想体重に
次の数字を掛け合わせることで、1日の摂取カロリーの目安
になります。 
 
デスクワーク中心の軽めの仕事:25キロカロリー
立ち仕事や外回りなどの中程度の仕事:30キロカロリー
体を動かす重労働が中心の仕事:35キロカロリー
 
私の場合は、
1.67✖️1.67✖️22✖️25=1534キロカロリー
となります。
 
※南雲先生は、腹6分目の生活をしています。
 
❷医食同源

医食同源の意味は、病気を治すのも食事をするのも

生命を養い健康を保つために、その本質は同じだ

ということです。

そのことを医療の現場でいうと、

例えば血圧を下げるために出しているACE阻害薬

というのもがあります。

この薬には普段の食事で摂取できる食べ物が含まれています。

それは、「血圧を下げる食べ物」です。

具体的には、牛乳のカゼインを分解してできるカゼインドデカペプチド

発酵乳から生成されるラクトトリペプチド、

イワシから生成されるサーデンペプチド

かつお節から生成されるかつお節オリゴペプチド

ワカメタンパク質を分解してできるワカメペプチド

などです。

ただ「血圧を下げるのに牛乳をいっぱい飲めばいいのですね」

というような患者さんもいらっしゃるようなのですが、

そういうものではないとのことです。

1種類だけの食品を摂りすぎるのもよいものではなく、

適度な摂取が血圧を上げないために必要です。

 
❸世界公認 ニンニクの「血管弾力性の改善効果」

見た目を若くするには、血管年齢を若返らせることが

必須条件です。

そのために、患者さんにお勧めする食品の筆頭は、

「ニンニク」とのことです。

なぜなら、ニンニクは医学的な証明が出ている食品のため、

一番お勧めしやすいからです。

ニンニクに血管弾力性の改善効果

この論文が、「サーキュレーション」という循環器の世界で

トップの雑誌に一番最初に出たのが1997年とのこと。

ニンニクが体に良いことは知っていましたが、

このような医学的証明があることを初めて知りました。

 

❹大豆たんぱく質の持つコレステロール減少力

ニンニクと同様お勧めしている食品としては

「大豆製品」だそうです。

大豆製品はコレステロールを下げる食べ物

だからです。

 
イワシの油で皮膚のコラーゲンの老化も抑制

”「EPA」にはお肌老化の予防効果も”にて

説明していますので、省略します。

  

❻くるみパワーも血管を若く保つ

クルミにも血管の弾力性をよくする作用があることが

医学的に証明されているとのことです。

 
見た目老化予防に 水調理法

既にご説明してますように、お肌のシミ、シワには

AGEという物質が大きく関わっています。

体外から入っているAGEを増やさないためには、

料理を行う際にできるだけ水から料理する

「煮る」「炊く」ような調理法が大切です。

「揚げ物」や「炒め物」をすると、焦げ目につく

茶色い部分にAGEが多く含まれるため、

飛躍的に多くなります。

二度揚げなどはとんでもない話とのこと・・・。

突出して高いのは、フランクフルトソーセージ

を焼いたものだそうです。

フランクフルトソーセージは生の肉よりも加工、

保存される時間も長く、調理前にすでにAGE量が

多くなっていることが理由です。

 

※南雲先生も水調理をメインとしています。

  

赤ワインのポリフェノールは抗酸化物質

ポリフェノールに含まれるレスベラトロールは

2006年「ネイチャー」に、マウスの寿命を

延長させるとの成果が発表されています。

人における試験では、動脈硬化を防ぐことや

認知症を予防する可能性が報告されています。

また、乳がんや肺がんのリスクを低減する可能性も

報告されています。

 

※南雲先生は、常に「ごぼう茶」を飲んでいます。

南雲先生がお勧めしている「ごぼう茶」には赤ワイン以上の

ポリフェノールが含まれており、その上美味しいので、

私も、最近は毎日飲んでいます。

 
食べてすぐ横になる

食後の時間は、食べ物を消化するために胃の血液の循環が

非常に高まります。

この時間帯に運動して無理をすると胃の消化吸収が妨げられて

不十分な栄養摂取になることがあります。

 

※南雲先生は、夕食後すぐに寝ているとのことです。

  

有酸素運動で血管年齢を若返らせる

比較的軽めの運動「有酸素運動」で、ゆっくりと

エネルギーを消費していくと、余分な内臓脂肪が消費されます。

時間の目安としては、体内の脂肪が燃え始める時間を考えて

一度に30分以上がお勧めです。

有酸素運動により、骨が作られる作用が高まり骨が強くなります。

これにより血管の弾力性も保たれることがわかってきています。

さらに、太ももの筋肉がしっかりある人が骨が強いという

研究データもあるとのことです。

奨励しない運動は、呼吸をせずに一気に力を入れるような

ベンチプレスや短距離走とのことです。

 

※南雲先生は、1日に30分〜1時間程度歩いています。

   

最後に

本書を通じて、南雲先生の健康と若さは、

「一日一食」「空腹」という行為だけでなく、

食事内容や生活習慣を組み合わせることによって

なされていることだということがさらによくわかりました。

1、2年をかけて血管年齢が少しでも若返るように、

食事内容と生活習慣を改善していきたいと思っています。

両先生ともにおっしゃっていますが、

何事もバランスが大切なので、自分の加減でバランスを

調整してやっていきます。